現象
ペイロードメータ使用時、Smart Construction Retrofitにダンプが近づくが、タブレット上のトップ位置に表示されない。
回答/原因
1)タブレットで設定した探索範囲内にダンプが入っていない
2)タブレットで設定した取得周期の値が大きすぎる
3)ダンプ側の端末に問題がある
4)ショベルの位置情報が取れていない
処置/解説
1)タブレットで設定した探索範囲を広げる
探索範囲の設定は、下記で確認してください。
- ペイロードメータ画面で、左下のギヤマークをクリックする
- 設定ボタンをクリックする
- ショベルマークをクリックする
- パスワードを入力する(31415)
- マシン設定画面で「探索範囲」の値を確認。
- 任意の値に変更する。
例 探索範囲「30m」・・・30m以内にダンプが入った時に認識する
※探索範囲が狭い程、近距離にならないと認識しません。
2)タブレットで設定した取得周期が狭める
取得周期の設定は、下記で確認してください。
- ペイロードメータ画面で、左下のギヤマークをクリックする
- 設定ボタンをクリックする
- ショベルマークをクリックする
- パスワードを入力する(31415)
- マシン設定画面になるので、「取得周期」の値を確認してください。必要であれば、少ない値に変更する。
例 取得周期が「30s」・・・30秒ごとに位置を取得。
※値が大きいほど取得間隔が大きくなり、ダンプが近づいてもすぐに動作しなくなります。
3)ダンプ側の端末の状態を確認してください。
下記を確認してください
- SMART CONSTRUCTION Fleetの現場にログインしてください
- スリープ状態(画面が真っ暗)を解除してください
- ダンプ側の端末で、SMART CONSTRUCTION Fleetのマップ画面に自分(ダンプ)の車両は出てきているかを確認してください。
4)ショベルの位置情報が取得されているか確認してください。
- ショベルの位置情報は、Retrofit用GNSSアンテナから算出しています。ショベル搭載のタブレットで、SMART CONSTRUCTION Pilotのマシンガイダンス画面を開く
- 上の真ん中が緑色で「GNSS FIX」となっており、かつ「コントローラ未接続」や「接続中・・」のエラーメッセージが出ていなければ位置情報はとれています。
- 「GNSS FIX」となっていない場合は、環境や設定を見直し、まずはそちらの現象を改善してください。
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