質問
インターネットが圏外でもスマートフォン端末およびFleetDeviceはGNSS位置情報を保存し、インターネット圏内となった際に、位置情報をサーバに送信することは可能でしょうか
回答
スマートフォン端末およびFleetDeviceのインターネット圏外でも、条件付きで位置情報を送信することができます。
解説
1)スマートフォン端末の場合
- 電波が届かない場合、位置情報は、端末内に一時的に保存します
- 電波の届く範囲に来た際、端末内に保存していた位置情報をサーバへ送信します
- 最大約32時間分の位置情報を保存することができます(ver4.15で8時間から32時間に修正)
- ログアウト時にサーバへ未送信のデータが残っていると、未送信データが○件あります という画面が表示されます
- 上限に達すると古い未送信データから順に削除されます
- 自車位置情報の取得は通信環境の良し悪しに影響せず、モバイル端末にアイコンは表示されます
- 通信途絶前までに保持していた地図情報を元に、アラートは鳴動します
- 手動/自動カウントは端末内に保存していた位置情報を、電波の届く範囲に来た際にサーバへ送信し、積込み・荷降し結果に反映します
※インターネット圏外運用の注意点
- インターネット圏外の状態で、電源OFFまたはアプリをタスクキルした場合、蓄積していた位置情報は消失します
- 他車の位置情報が取得できないため、建機位置情報を中心とした作業判定領域を設定しても、機能しません(地図上に描画した作業判定領域の踏破が必要です)
- 同じ理由で、建機位置情報を中心とした作業判定領域による、手動および自動カウントは機能しません
- Fleetアプリに限らず、インターネット通信による位置補正が無効となるため、モバイル端末のGNSS位置精度が一般的に不安定となります
2)FleetDevice
- 電波が届かない場合、位置情報は、FleetDevice内に一時的に保存します
- 最大8時間分の位置情報を保存することができます
- 上限に達すると古い未送信データから順に削除されます
- 保存された位置情報は、本製品の起動直後2分の間に、最大1時間分送信されます
- 位置情報が1時間以上保存されている場合は、本製品の複数回の起動により送信されます
(CPU性能上、メモリに保存されたデータと最新データを並行して送信することができません)
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